マラソン合宿参加記録
平成16年(2004年) 合宿参加記録
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6月04日(金)
自走 伴走 応援
アトミクラブ岩原高原合宿 -
7月17日(土)
自走 伴走 応援
関東RC妙高高原合宿 -
8月13日(金)
自走 伴走 応援
関東RC妙高高原合宿 -
9月04日(土)
自走 伴走 応援
アトミクラブ菅平高原合宿
宿地 | 新潟県・岩原高原 |
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主催 | 主催:アトミクラブ 宿泊:『ロッジ伯楽』 新潟県南魚沼郡岩原 |
日程 | 6月04日(金曜日)~6月06日(日曜日) |
記事 | 自走 伴走 応援 6月4日(金曜日) 6月5日(土曜日) PM: ロード20km走 GOLE TIME 1:27.15 6月6日(日曜日)
新潟県の岩原スキー場の麓に宿泊する『ロッジ伯楽』はありました。岩原スキー場には、ランナーズ主催のクロスカントリー大会に何度か参加するために訪ねて来ている場所でしたので、勝手知ったる 懐かしい所でもありました。 今回の合宿も、梅雨入り前という時期もあり全く雨に降られず、暑くはありましたが練習には抜群の気象条件でしたね。アトミクラブ会員約50名の参加をもって、三日間の合宿は始まりました。やはり、大勢居ると練習にも気合いが入ります。大勢の中で皆さんの力を借りて走るというのが合宿の魅力でもありますが、正に理想的な環境が整いました。 参加者の皆さんも思いは同じようです。皆さんが三日間のトレーニングメニューを真剣に、そして頑張って走り抜きました。毎週水曜日のアトミ練習会よりも一段上回るような、皆の熱気と集中力がよく伝わってきました。 私は基本的には高橋選手の伴走主体の参加でしたが、高橋選手の体調や練習の強度により複数の伴走者で交代しながら練習しましたので、かなり私自身のトレーニングにもなりました。 岩原というスキー場の近くという事もありまして、ロードはアップダウンの凄いコースでした。この様な坂道は、私は嫌いではないです。(笑) 合宿幹事の皆様、そして参加者の皆様、有り難うございました。(^o^) |
宿地 | 新潟県中頸城郡妙高高原町池の平 |
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主催 | 主催:関東RC 宿泊:『どんぐり山荘』 新潟県中頸城郡妙高高原町池の平 |
日程 | 7月17日(土曜日)~7月19日(月曜日) |
記事 | 自走 伴走 応援 7月17日(土曜日) [TOTAL 20km] 7月18日(日曜日) [TOTAL 47km] AM: 笹ヶ峰(標高1,300m) ロードインターバル走 1,000m×3本 AM: 坂道10km走(緩やかな上り1.5km急勾配な下り8.5kmのコース) PM: 坂道4km走(全て坂道のコース) 7月19日(月曜日) [TOTAL 26km]
関東RCクラブの合宿というよりも、会長のNさんが高橋選手の為に合宿を開催して頂いたという側面が強いですね。Nさんはアテネパラリンピックの10,000m競技やフルマラソンで高橋選手の伴走をする予定ですから、大会に向けて高橋選手と共に伴走のコンビネーションと坂道の走力を強化するという意味では、意義の大きい実りのある合宿となりました。 トレーニングする場所はスキーや登山・ゴルフなどで一年中賑わっている妙高高原にあり、走り込みをする走路の標高は700mから1,300mの場所にありまして、高地トレーニングにはもってこいの場所です。実際1,300mの笹ヶ峰という場所では、平地と同じペースで走ってもかなり息苦しくて、ここが高地である事を実感させられました。 アテネのフルマラソンコースは、標高差200mの峠越えが32km地点で待ち構えています。 下り勾配は、単純計算で1km進む毎に20m、又は100m進む毎に2m下っていきます。 急な下りという事では無く、なだらかな下りというイメージですが、場所によってはもっと急な下り坂もある事でしょうし、 ゴールのパナシナイコ競技場近くでは平坦かもしれませんね。 下り坂のスピードアップは、視覚障害者ランナーにとりましては楽チンなどと言っておられず、走力もさることながら“下っ ていく恐怖との戦い”が少なからず増加します。私達はアテネの坂道に対応する走力を身につける為にも、妙高高原の地形を活かして坂道を中心に縦横に走りまくりました。 実質二日間で急な坂道を中心にトータルでは90km以上も走り、よく足腰が壊れなかったと安堵しています。私も連日の自身の走力を超える程の負荷に苦闘しましたが、それだけに走り終えた今は今回の合宿に十分な成果を感じています。 合宿参加の皆様有り難うございました、そしてお疲れ様でした。(^o^) |
写真 | 【どんぐり山荘にて】 |
宿地 | 新潟県中頸城郡妙高高原町池の平 |
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主催 | 主催:関東RC 宿泊:『どんぐり山荘』 新潟県中頸城郡妙高高原町池の平 |
日程 | 8月13日(金曜日)~8月15日(日曜日) |
記事 | 自走 伴走 応援 8月14日(土曜日) [TOTAL 43km] AM: 坂道10km走(緩やかな上り1.5km急勾配な下り8.5kmのコース) PM: 笹ヶ峰(標高1,300m) ロードインターバル走 1,000m×5本 8月15日(日曜日) [TOTAL 30km]
天候にも恵まれて予定通りのメニューが消化出来た事もあり、実り多い合宿となりました。天候で印象的だったのが、14日(土曜日)の午後の練習は、標高1,300mの笹ヶ峰という場所を予定していましたが、 午後になってから宿泊場所周辺では霧が舞うようになっていました。誰もが、標高800mの宿泊場所がすでに霧に見舞われているので、一段と標高の高い笹ヶ峰はどうなってしまうんだろうと不安顔でした。 実際車を飛ばしながら、標高が上がるにしたがい霧は濃くなるばかりでした。しかし不思議な現象はあるもので標高1,200mぐらいまでは霧が濃かったのですが、それより上に行くと何と、霧が無くなって曇り空になっているではありませんか。本当に不思議な現象でした、これにより午後も全く問題なくトレーニングを続けることが出来ました。 今回の合宿は、近づいてきたアテネパラリンピック出場に向けた強化合宿として、アップダウンの激しいコースを目一杯走り込み、坂道に対応した筋力と走力を身につける事が第一の目標でした。高橋選手と伴走者のNさん・Kさんの、それぞれの伴走スタイルの確認とロープを引き継ぐに際しての実際の受け渡しなどを、何度もロードで行い問題点などの洗い出しを行いました。 今度の合宿では、高橋選手の伴走はすべてアテネで伴走するNさんもしくはKさんがロープを持ちました。二人はアテネでの走りを想定して、ロード上では真剣にコース指示などをしっかりと語っていました。 14日(土曜日)午前の練習では、G大学のトライアスロンクラブのメンバーと、10kmの上り坂を一緒に走りました。総勢20名ぐらいのランナーが、10分の間に走力に応じて5クラスに分けて順次スタートしていきました。 このスタート方法は良いなと感じました。早くスタートするランナーも後からの追い上げがありますので、のんびり走っていられません。そして遅くスタートした選手も気合いを入れなければ、先行するランナーを追い越すことは出来ません。 という訳で、全てのランナーが全力で走るという事になりますので、一斉スタートよりも内容のある練習が出来ると感じました。私達メンバーは、私も含め全員が前回のゴールタイムを更新したようですよ。 今度の合宿も、誰も故障やトラブルの発生もなく無事終了することが出来ました。最大の収穫と思えるのは、寝食の生活も含めて、高橋選手と伴走者がいろいろと語り合い意志の疎通を図った事です。 一緒にロードを走ってアテネに向けた共通のイメージ作りに励んだことにより、精神的により強固なつながりが持てたことは間違いなく、アテネ入りが30日を切った段階でもありますので、タイミング的にも内容的にも満足のいく成果のあがった合宿であったと思います。 合宿参加の皆様有り難うございました、そしてお疲れ様でした。アテネ開会式まで残すところ1ヶ月となりました、故障や転倒事故などのトラブルを起こさないように、益々慎重にトレーニングに 伴走にと取り組んで参りましょう。(^o^) |
写真 | 【どんぐり山荘にて】 |
宿地 | 長野県・菅平高原 |
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主催 | 主催:アトミクラブ 宿泊:『ヴィラ十の原』 〒386-2201長野県小県郡真田町菅平高原大字長1223-3730 |
日程 | 9月04日(土曜日)~9月05日(日曜日) |
記事 | 自走 伴走 応援 9月4日(土曜日) 9月5日(日曜日)
菅平高原は、冬のスキーと共にラグビーの合宿地としても有名ですね。現在は、サニアパーク内に第三種公認陸上競技場も開設された事により、陸上競技の合宿地としての誘致活動に力を入れて います。練習場所は1,300m~1,700m前後の標高に位置し、高地トレーニングには最適な場所でもあります。 合宿参加者の人数も凄いですよ。何と68名が現地に馳せ参じました。一泊二日の短期合宿ですが、目一杯走り込もうと参加する人達は気合いが入っていました。ただ、残念なことに天候に恵まれず雨模様の中でのトレーニングでした。天候だけはどうしようもありませんし、高原での高地トレーニングが出来ただけでも良しとしましょう。 視覚障害者ランナーの高橋選手は、私達よりも前日に到着して練習を開始し、私達よりも一日遅れで帰りましたので、彼は都合三泊四日の合宿として取り組みましたので、十分に満足のいくトレーニングが出来たようです。 土曜日午後の40km走は、Sさんと一周ごとに伴走を交代しながら走りを進めました。この周回コースは適度なアップダウンがありますが、激しいアップダウンというレベルでは無いので、走るには刺激的で良いトレーニングになるコースです。 路面がどちらかというと良くないので、捻挫などのアクシデントが発生しないように、慎重に走りを進めました。目一杯追い込むペースではなく、大きなフォームを意識してリラックスした走りに徹しました。 日曜日の朝練は朝6時スタートです。夜半から降り出した雨は、屋根を叩くような雨脚で未明まで激しく降り続けました。朝練の開始時刻には少し雨脚が弱くなりましたが、それでも止む気配がないので、皆で“エーイ”とばかりに走路に飛び出しました。 午前のトレーニング時も、雨の止む気配はありません。皆さんが楽しみにしていたクロスカントリー走はキャンセルとなり、サニアパーク陸上競技場近くの周回コースを走ることになりました。激しい雨の中での走りとなりましたが、そこはアトミクラブの“走るの大好きメンバー”が集まっている訳ですので、雨脚が 強くなっても弱くなっても関係なく、皆さんが熱心に走りまくっていました。 私はメンバーの1人と一緒に2時間目一杯走りまくりました。かなりアップダウンがあり、終えたときには足がパンパンに張っていました。 この度の合宿は天候には恵まれませんでしたが、雨などは関係なく熱心にトレーニングに取り組むアトミクラブのメンバーの心意気を知ったことが、大きな収穫であったと思います。合宿幹事の皆様、そして参加者の皆様、有り難うございました。(^o^) |
写真 | 聴覚障害者ランナーの皆さんと一緒です。 |
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