私たちの『2004アテネパラリンピック高橋勇市選手応援ツアー』も、高橋選手の夢であったアテネでセンターポールに日の丸 を掲揚するという、大いなる夢が叶った瞬間を目撃する事ができ、とても感動的なツアーでしたね(^_^)v。

高橋選手が金メダルを獲得できたのも、私たち大応援団が路上に散って大声援を送り続けた事が、最大要因だと思えてなりま せん（笑）。

私達の応援が有効であったかどうかの検証は別の機会に譲るとして(^^;)、フルマラソンコース上での精一杯の声援を送り、 パナシナイコ競技場では感動のゴールを見届け、スタジアムでは高橋選手と共に、日の丸の掲揚に胸をときめかせ……。

高橋選手の夢ストーリーを共有して戦い続けた私たちは、達成感をも共有出来たのです。
すなわち、高橋選手の金メダル獲得は、より多くのサポートメンバーが強く結集した証でもあるのです。

アテネ滞在中、高橋選手をはじめ多くの選手と、祝杯をあげる機会が何度かありましたが、彼らの顔は喜びにあふれ、彼らと共 に美酒に酔いしれたのでした(^o^)。

高橋選手の応援が主体でしたが、高橋選手以外の日本人選手の応援や活躍を目の当たりに出来たのも今度の旅の特徴でした。

こうして振り返ってみましても、今までにないほどの感動がギュッといっぱい詰まった楽しい旅となりましたね(^o^)。

まずは航空機や列車の爆破などテロに巻き込まれなかったのが幸いでした(^^;)。

幹事としてホッとすると共に、参加されたメンバーの方々に、満足して頂けたのかその点が気がかりですが、大きなトラブルが 無かったことが、旅をより思い出深いものにしてくれたといえます。

ツアーが順調に日程を消化できたのも、メンバーのお一人お一人が団体行動であるという事をしっかり認識して頂き、節度ある 行動を心がけてくださった事が第一の成功要因であると考えています。
その意味においてもツアー参加の皆様には、心よりお礼申し上げたいと思いますねm(_ _)m。

今回の旅は、ＪＴＢ首都圏第３事業部スポーツデスクのＳ氏に添乗員として同行して頂きました。

私たちの応援ツアーは、参加者の仕事などの都合で、アテネ滞在日数に応じて四種類の渡航パターンを設定し、参加者がそれぞ れが希望するパターンを選択して旅をするというシステムでした。

ですから、少人数ながらツアー全体としてはかなり複雑な企画となり、設計するＳ氏には多大なご足労をおかけしたと心から 恐縮しております。

私達は、ツアー添乗員としてＳ氏を指名したことは正解であったと、密かに喜んでおります。

サッカーワールドカップフランス大会などをはじめとする、海外ビッグスポーツイベントを主に担当してきた彼は、英語圏での 添乗業務の豊富な経験により、的確に私たちを誘導してくれましたし、安心して後ろからゾロゾロとついて行く事が出来まし た(^^;)。

ここで改めて、アテネやパリ滞在中での優れた添乗業務に心より感謝申し上げます。

アテネでは現地日本語ガイドとして、ＪＴＢと提携しているＩ氏にガイドを務めていただきました。

彼はギリシャ滞在が長く日本語ガイドとしての経験も豊富で、ギリシャ語でテキパキとギリシャの人々と交渉してくれました。

驚くことに、アテネでは旅行といえども“交渉”がかなり幅をきかせているようで(^^;)、その意味においてもＩ氏には大いに 活躍していただきました。

フルマラソンを沿道などで応援するなどというガイドは、未経験と思われる分野であったと思われ、Ｉ氏もかなり気を遣った と思いますが、私も含め多くの仲間がパナシナイコ競技場でフルマラソンのゴールシーンを応援することが出来ました。
一部結果オーライの部分もありますが、Ｉ氏のギリシャ語が大活躍した事は事実です。

またツアー参加者の中で、伊藤氏には添乗業務経験者ということで、海外旅行についてのいろんなアドバイスを事前に頂戴致し ました。
そして現地でも、副添乗員と見まがうほど陰に日に、活躍してくれましたね。
ツアーメンバーを代表して、この場でお礼申し上げますm(_ _)m。

今こうして振り返ってみても、オリンピックスタジアムやパナシナイコ競技場などで応援も十分に出来ましたし、競技観戦や応 援の合間を縫ってエーゲ海クルージングやアクロポリスの見学など、アテネの有名な観光地も十分に楽しむことができ、本当に 思い出深い旅となりました(^o^)。

その意味においても、今度のツアーはプロフェッショナルな方々のご活躍により、全ての参加者が満足のいく旅であったと思い ます。

改めて関わっていただいた多くの方々に感謝いたしますm(_ _)m。